お知らせ/寺友ブログ

夏休み…24時間子どもが家に居て騒がしい声と暴れ回る音が響きます。たとえ30分でも言われた通りにする事もなく、口を開くと「やかましいっ！」が出てしまいます。ご飯の時間になると「これは嫌い」「あれはムリ」が聞こえ、私はストレスが溜まるばかり。妻の方は叱りつつも、毎度決まった量の食事を出す。母親の子への愛の形だろうか。今年は76年目の終戦。当時の若い兵隊さんの日記に「どんな話も黙々と面白がって聞いてくれた私の母さん」「懐かしい故郷。老いた母さんの姿が思い出される」などが遺されていた。母親の愛は見返りも理屈も抜きなのでしょう。また、今月はお盆月。亡き祖父母、父母、ご先祖にお供えする果物、お菓子…「父、母からの縁あればこそ頂戴しました！どうぞお供えします！」と亡くなった方が食べる食べないと言う理屈は抜きにして、感謝の思いを手向けて頂きたい。コロナ禍も相まって故郷が遠のいてしまいましたが気持ちはお届けしたいものです。