7月 月初の挨拶(^^♪
- 2021年7月1日 update
- カテゴリー:ごあいさつ
大人と子ども、先生と生徒、指導する者と教わる者…最近、何もかもが平等という言葉で結び付けられてお互いの境目が薄らいでいるように感じます。そうなると指導する者が言葉に気を付けながら指導しなければ、後になって様々な問題に発展するという心配があります。例えばコロナ禍の自粛になかなか国の指導が徹底されません。オリンピックを前にしても人出が減らない都心で若者を対象にアンケートを行ったそうです。どういう呼びかけなら外出を控えようと思いますか?最も多かった回答が「不要不急の外出はダメです、やめて下さい」だったそうです。明確な表現で厳しい言い回しが効果があるという事のようです。 指導者の態度が我々を慮るあまり指導的表現が出てこず、どこかどちらでもよいような指導がズルズルと続いたように感じます。指導する時は遠慮なく“ガツンッ”と言って貰った方が指導を受けた若者も判断がし易いという事なのでしょう。
とあるお宅の床の間の掛け軸に、、
「松に古今(ここん)の色なし竹に上下の節(ふし)あり」とありました。松の木は若木も老木も同じ青々と見える事から、老いも若きも差別のない平等を意味します。しかし、竹は昨年の節と今年の節とはしっかりと上下に区別されています。人間は皆平等であるけれども指導する側とされる側、上下の関係がある事を教えています。指導者と私達は人として平等ですが、上下の関係は必要です。学校でも地域でも同じことが言えそうです。しっかりと明確な言葉で指導して下さる方が分かり易いという事を若者が教えてくれています。拝
梅雨の中休み…お檀家さんに連れて行って頂き走ってみました!気持ちよかった!サイコー!