生きていくため クモとバッタ
- 2023年11月19日 update
- カテゴリー:日々の出来事
寒くなりました。まだ、11月だと言うのに霰、小雪交じりの暴風が吹き荒れました。
今期の冬は一体どうなるのでしょうか?(ドカ雪?暖冬?)
「まだ来ぬ未来をあれこれと憂うなかれ、過ぎた過去をいつまでも悔やむなかれ」
と言う言葉もあるように、、、どうにもならぬ先の天候をヒヨヒヨ恐れても仕方ないですね。
今、何をすべきかを考えることが先決なのでしょう。
そう思いますと、天候や気候というようなどうにも出来ぬものを心配しても無駄ですね。(*^▽^*)
とは言え、
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もありますので・・・
何か準備をしておくことは大事かもしれません。
境内でこんな場面を見つけました。バッタがクモに捕まっている!
「バッタを助けなければ!」と思いましたが、、、
しかし、クモも生きていかねばならぬ。自然の流れでなったこと、と思えば人間が勝手なことは出来ません!
自然の摂理に人間が介入して良いことなどない!と思い、辛いけれでもその場を立ち去りました。
お釈迦さまは、ワシに襲われたハトを助ける為に、ハトの重さと同じだけの体の肉をワシに捧げようとしますが、いくら与えようとしても
つり合いが取れず、最終的に自分のいのちと引き換えにしたところつり合いが取れた。
というお話があります。小さなハトだと小さないのち、大きい人間だと大きないのち・・・という訳ではなくいのちの重みに差異などないということでしょう。
合掌