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お知らせ

令和2(庚子)年 「年頭ご挨拶」

  • 2020年1月2日 update
  • カテゴリー:お知らせ

年頭にあたりみなさまに新年のごあいさつを申し上げます。

令和と改まり二年目を迎えます。

いつの時代も「経済」、「文化」、「国際交流」・・・いつの時代もこれらを発展・駆使し、幸せな国家を求めて国のかじ取りを行っております。

「国」という字。日蓮大聖人はくにがまえの中に民という字をお書きになられます。

これは、日蓮大聖人の中に、国家は国民が豊かであって国を支え、国家は民が安心して暮らすことができるよう、しっかりとした指導者と資質で守るというお互いの役目を強くお考えになられたからでした。民を導く指導者は正しい教えに基づいた思想でもって導くことを求めたのでした。

それは、私たちは自己の利益だけを求めて幸福は不可能である。何故ならば、全ての物事は(人類に限らず生物、資源、環境)は皆つながっているからなのです。お釈迦さま(仏教、中でも法華経)はこの事を根幹にした国の在り方を願ったのです。

○資源、環境はバランスの上につながっており、これを無視し自国だけで追求すれば、枯渇を招き、いずれは自己の破滅を導きます。

○我が家の快適と安穏だけを追求した近隣への我がままは、いずれ我が子、わが孫にしっぺ返しとなって返ってきます。

○スポーツの試合一つを取っても、自分のチームだけでは何もできません。対戦相手があって初めて試合は成り立つ。相手から学ぶことは自身の成長にもつながります。

というように、今現在の自分だけではなく、後々の将来の想像が出来なければなりません。これが国民の思想の根幹となるように為政者や教育者は努めなければなりません。

次世代を担う子どもたちが今後の日本、世界のかじ取りを行っていきます。その子どもたちにあらゆる方向に対応できるグローバルな力と「自分だけではない横のつながり」と「自分の時代だけではない縦のつながり」が想像できる人物に育って欲しいと願って大慶寺づくりを目指しております。

「大慶寺は子どもたちが心をゆたかになるために、常に行事の中で取り組んでいます」

どうか世代を越えた子どもたちに、皆様方のご協力をお願い致します。

今年一年の皆様のご健勝とご活躍をお祈りし年頭のご挨拶とさせて頂きます。      合掌

 

SNS COMMUNICATION

大慶寺ではFacebookやLINEなどのSNSを通じて皆様とのコミュニケーションをはかり、
より大慶寺に親しんでいただければと願っております。