令和7年 乙巳 5日(日)年頭祈願 並びに 新春いきいき寄席
- 2025年1月6日 update
- カテゴリー:行いました
1年の初めを晴ればれと・・・
今年は元日から三が日と穏やかな天候に恵まれた出雲でした。この地方でこのようなお正月はなかなかお目にかかれないため、今年一年がこの天候のようにありますことを切に願います。
年はじめの祈願祭、この1年の皆様のご多幸とご健祥をお祈り致します。
法要後は子どもさん方の落語(いきいき寄席)を開演!
かわいい姿・おじけない堂々とした姿勢・大きな声・で皆さんをほほえましく笑顔の中に包んで頂きました。
参拝者の皆さん、心ホカホカに幸せを頂いて帰路につかれたと思います。
「言葉」のみで人をほのぼのとさせてくれる落語…私はとても好きです。人をおとしめず、その場を和まし、
そして良い雰囲気に包んでくれる。素晴らしい芸能文化だと思います。
言葉と言いますと、
“正論も5分(ごぶ=半分)をもって良しとせよ” と言われます。
正しい事を言って相手を正そうとする場合、言いたいことの全てを
言ってしまっては、相手はかえって煙たがるだけ。相手が耳をふさいで
しまっては意味がありません。相手を正そうとする場合、自分の言い
たいことの半分で止めておきなさい!ということです。
日蓮聖人は相手を諭すとき、そのタイミングと相手の器量(聞き取れる能力)に気を配られま
した。お釈迦さまの教えを伝える際、相手の器量が整っているか、また相手の状況と自分が伝えようとする
内容がピッタリ合っているかを注意して伝えられたのです。
=息子がスマホに夢中。と、その時、妻(息子の母親)が「今日のやるべき事(勉強)をしたの!」と言う。
当然、妻と息子のケンカが始まる。タイミングが悪すぎるよな~…と思いつつ静かに二人の言い合いを聞くしかない。
ミラクルな解決法があるわけではないが、試験が終った直後、悩んでいるときがそのタイミングかなぁ。=